REIWA HACK-フィットエネス×ビジネスで豊かな人生を- フィットネス×ビジネスで「自分が大好きな自分」になろう

  • 公式twitter
  • 公式Facebook

ダイエット停滞期はなぜ起きていつまで続く?停滞期の乗り越え方4選

普段と同じような食生活や運動を行っているにも関わらず、今日に体重が落ちなくなる現象に悩まされてるのではないでしょうか。

ダイエットをしている人は、急に体重が落ちなくなると「自分のダイエット法がどこか悪かったのだろうか」「自分の努力が足らなかったのだろうか」と自暴自棄に陥ってしまいがちです。

しかし、深刻に考える必要性はありません。

なぜなら、これはダイエット停滞期と呼ばれるもので、ダイエットをする人すべてに起こりうる生理現象だからです。

そこで今回はダイエット停滞期はなぜ起きていつまで続くのかについて解説します。

記事の後半ではダイエット停滞期の乗り越え方4選も紹介しているので、この記事を参考に辛いダイエットの壁を一緒に乗り越えていきましょう。

1.そもそもダイエット停滞期はなぜ起こるのか?

ダイエット停滞期

そもそも、ダイエット停滞期とはホメオスタシス効果と呼ばれる恒常性維持機能によって引き起こされます。

この恒常性維持機能とは身体が飢餓状態になることで起きる生理現象で、簡単に言ってしまえば少ないエネルギー量で活動できるように身体が低燃費化してしまうことを指します。

飢餓状態というと大げさに聞えるかもしれませんが、広い目で見ればダイエットは身体を意図的に飢餓状態に追い込む行為です。

そのため、ダイエットを行い続けると脳や身体は「生命の危機に瀕している」と錯覚してしまいます。

その結果、ホメオスタシス効果が働き、体重が落ちにくくなってしまうわけですね。

ちなみに、ホメオスタシス効果は人間誰しも起こりうる生理現象なので、乗り越えるためには「ダイエット停滞期に悩んでいるのは自分だけではない」と自覚することが重要だと言えます。

2.ダイエット停滞期はいつまで続く?

ダイエット停滞期

個人差はあるものの、ダイエット停滞期はダイエットを開始してから1ヶ月~2ヶ月程度経った頃に起こります。

そして、その停滞期の期間は2週間~1ヶ月の間です。

こう聞くと「それほど長くないじゃないか」と思われるかもしれませんが、ダイエットに真剣に打ち込む人にとって、この期間はあまりにも辛いものがあります。

実際に、Twitterなどを覗いてみると、停滞期を理由にダイエットに挫折してしまった人の多さがよく分かるはずです。

また、停滞期の最中にダイエットに挫折すると、その低燃費化しか体質とストレスの反動で、体重が大幅に増えてしまうことがあります。

これこそがいわゆるリバウンドです。

そのため、これからダイエットをしようと考えている方は、ダイエット停滞期に対する心構えや乗り越え方を知っておくことが重要です。

3.ダイエット停滞期の過ごし方と乗り越え方

ダイエット停滞期

ではこのダイエットでの停滞期の過ごし方はどうすればいいのでしょうか。停滞期がない人は大丈夫ですが、停滞期を脱出したい方は食事やダイエットとの向き合い方を変える必要があります。

ダイエット停滞期の乗り越え方としては、以下の4つが挙げられます。

  • チートデイを取り入れる
  • レコーディングダイエットに切り替える
  • 短期ではなく長期目線で考える
  • 筋トレで代謝を向上させる

それではこれら4つの方法について、具体的に確認していきましょう。

3-1.チートデイを取り入れる

ダイエット停滞期の乗り越え方1つ目は、チートデイを取り入れることです。

そもそもチートデイとは「好きなものを好きなだけ食べて良い日」のことで、これを1週間~2週間のうち1日だけ設定してダイエット停滞期を乗り切ります。

こうする理由としては、恒常性維持機能を阻害することが挙げられます。

つまり、チートデイを設定することにより、「きちんとカロリーや栄養補給が行われている」と脳に誤認させるわけですね。

また、チートデイは「好きなものを好きなだけ食べて良い日」ですから、ダイエットで溜まってしまったストレスの発散にも繋がります。

こういた意味でも、チートデイはダイエット停滞期に対する有効な対抗策だと言えるでしょう。

3-2.レコーディングダイエットに切り替える

ダイエット停滞期の乗り越え方2つ目は、レコーディングダイエットに切り替えることです。

レコーディングダイエットとは2006年頃に流行したダイエット法で、具体的には自分が食べた食事の量やカロリーや栄養を記録し、食生活の改善に繋げるというものです。

これをする理由としては、そもそも自分がしっかりとしたダイエットを行えているのかを確認することが挙げられます。

例えば、普段何気なく飲んでいるコーヒーやちょっとした間食など、自分でも意識せぬ間にカロリーを摂取してしまうことは往々にしてあります。

レコーディングダイエットはこういった無意識の行動を意識化し、自分の食生活を改めて自覚し直すという効果があるのですね。

また、食事内容とあわせて体重や体脂肪率も記録するようにすると、ダイエットの成果も確認しやすくなるので、モチベーション向上に繋がりますよ。

3-3.短期ではなく長期目線で考える

ダイエット停滞期の乗り越え方3つ目は、短期ではなく長期目線で考えることです。

そもそも、停滞期はダイエットをする人に必ず訪れる大きな壁ですが、長い目で見ればそれはあくまで短期間でしかありません。

つまり、発想を変えることによって、ダイエット停滞期に対する心構えが大きく変わってくるということですね。

また、早く痩せたいからと言って短期的なダイエットを行うのは、身体的にも肉体的にも負担が大きすぎます。

そのため、仮にダイエット停滞期に悩まされていなかったとしても、長期目線でダイエットに取り組むのは非常に重要だといえるでしょう。

3-4.筋トレで代謝を向上させる

ダイエット停滞期の乗り越え方4つ目は、筋トレで代謝を向上させることです。

ダイエット停滞期は生理現象によって引き起こされるものですが、人によっては日頃の運動量が少ないために体重の変動が起きていないケースも考えられます。

つまり、いかに自分がダイエット停滞期に入ったと思っていたとしても、素人でしかない自分自身の分析はあまりあてにならないということですね。

そのため、単純に運動量を増やして、本当に自分がダイエット停滞期に陥っているのか確かめる必要があります。

ちなみに、筋肉には身体の基礎代謝量を向上させ、太りにくい体質に変えてくれる効果があります。

その分、筋肉は脂肪よりも重たいという欠点がありますが、身体の見栄えが良くなるのは間違いないので、ダイエットの効果をより実感しやすくなりますよ。

4.まとめ

この記事では以下の内容について解説しました。

  • そもそもダイエット停滞期はなぜ起こるのか?
  • ダイエット停滞期はいつまで続く?
  • ダイエット停滞期の乗り越え方

停滞期はダイエットにする人にとって必ず立ちはだかる壁です。

しかし、この壁に打ちのめされて挫折してしまうと、かえってダイエット前よりも体重が増加してしまう恐れがあるので注意しましょう。

一番大事なことは、ダイエット停滞期は誰にでも訪れるものだと考え、それに対する心構えをしておくことです。

もし、心が折れそうになってしまった時は、この記事の内容を思い出して励みにしてくださいね。