心理学から考える|相手の行動や仕草の意味とは
「相手の行動や仕草が意味する本当の心理が知りたい」という方多いのではないでしょうか。
相手の口数が少なかったり、本当のことを言っているのか怪しかったりと、相手の心理が気になりますよね。
人間を信じることができなくなるような辛い経験がある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、今回ご紹介する心理学を駆使し、相手の本心がわかるようになるきっかけになってもらえればと思います。
そこでこの記事では、人間の体から行動や仕草の心理を読み取る方法と、限定的な場面から行動や仕草の心理を読み取る方法を解説します。
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目次
人間の体から行動や仕草の心理を読み取る方法
ここでは人間の体(目、口、手、足)を見ることで相手の行動や仕草の心理を判別する方法を解説します。
覚えておくだけで、カンタンに相手の心理を読み取ることができるので是非使ってみてください。
目・視線
目をこする
「目をこする」ことは照れ隠しをしていたり、好きという気持ちを隠したい時など、何かを隠したい時に現れる行動です。
隠したい時に現れる行動なので、嘘をついていたりする時にも目をこする可能性があります。
瞳孔が開く
瞳孔が開くのは相手をよく見たいからだと言われています。そのため、瞳孔が開くということは、相手に興味関心があるということになります。
自分のことをどう思っているのか気になる方は瞳孔を確認してみると良いでしょう。
瞬きが多い
瞬きが多いのは、緊張や嘘をついている時の行動になります。
もし、話しをしていて急に瞬きが増えたりしたならば、その話に対して緊張や、嘘をついている可能性が高いです。
その状況で追い打ちをかけるように、鎌をかけ続けると耐えかねて正直に話し始める傾向にあります。
視線の方向
目は口ほどに物を言うということわざがある通り、視線の方向で相手が何を考えているのか予測することができます
- 視線が左上の時:過去のことを思い返している
- 視線が左下の時:音楽や聴覚について想像している
- 視線が右上の時:体験したことのないことを話している。嘘をついている。
- 視線が右下の時:肉体的・身体的な苦痛を感じている
- 視線が縦に動く時:YESのサイン
- 視線が横に動く時:NOのサイン
これらすべての情報を覚えるのは難しいと思うので、自分が相手の心理で知りたい内容だけを覚えておけばよいでしょう。
口元
口が開いている
口が開いているのは、楽しんでいる証拠です。人は興味関心がある場面では口が無意識に開きやすいのです。
そのため、ふと見た時に口が開いているのであれば、その人は楽しんでいるということになります。
ただし、ただ単純にボケーとしていることもあるので、その辺は雰囲気で、どちらなのか探ってください。
唇を舐める
唇を舐めるという行動は、緊張などで落ち着かないと言った心理の表れになります。緊張で唇が乾き、それを潤すために舐めてしまうのです。
嘘をついていたりする時によく見られる行動になっています。
この心理を隠すための行動として唇を舐めると同様のものが、飲み物をよく飲むというものです。
この場合には飲み物で唇を潤しているということですね。
あくびをする
もしあなたがあくびをして、相手の方もあくびをしたなら、あなたに興味関心を持っているという証拠です。
これは共感レベルが高まることによって引き起こる現象で、相手に興味関心がなければ起こらないものになっています。
口元を隠す
口元を隠す行動は内面を見られたくないという心理の表れです。
何かしらあなたに隠し事をしている、まだ素の自分が出せていないという時に現れやすい行動です。
リラックスさせ、話しやすい状況を作ってあげると良いでしょう。
髪を触る
女性の方が髪を触るという行動は、髪を触って欲しい、もしくは退屈している、緊張していることの表れです。
また、男性の方が髪を触るという行動は、ナルシストや、注目されたいなどという気持ちの表れです。
耳を触る
耳を触るという行動は、今の話を聞きたくない、もう終わりにしたいという心理の表れです。
この状態の時に、話をしても聞く耳を立ててくれません。ある程度時間を空け、触らなくなってからまた話し始めましょう
腕を組む
腕を組むという行動は、自分の心を隠したい時に現れるものになります。
防衛本能みたいなものですね。緊張をしていたり、嘘をついている時にもよく現れる行動になっています。
足
つま先の向き
つま先の向きから相手の様々な心理を読み取ることができます。つま先を見るだけでカンタンにできるので是非試してみてください。
- 自分の方を向いている:相手が興味関心を持っている
- 出口を向いている:この場から離れたいと思っている
- 自分とは逆を向いている:嫌われている可能性がある
- 内側に向いている:気分が落ち込み内向的になっている
足を組む
足を組む方は多くいると思いますが、その足の組み方によって様々な心理を読み取ることができます。
- 隣に座った相手に組んだ足が向いている:相手が興味関心を持っている
- 隣に座った相手と逆向きに組んだ足が向いている:相手をよく思っていない
- 頻繁に足を組み替える:心理的な葛藤の最中。言い辛い何かを抱えているかも
限定的な場面から行動や仕草の心理を読み取る
先ほどまでは、人間の体(目、口、手、足)から行動や仕草の心理を読み取る方法について解説しましたが、ここからはより限定的な場面での行動や仕草の心理を読み取る方法を解説します。
限定的な場面であるため、その場面では使いやすく、大きな効果が得られると考えられます。
飲み物をよく飲む
飲み物をよく飲むという行動は、緊張などで落ち着かないと言った心理の表れす。緊張で乾いた口を飲み物で潤したいということですね。
これは唇を舐めるという行動と同じ心理状態にあると言えるでしょう。
楽しくなさそうな態度
楽しくなさそうな態度を取っているからといって本当に楽しんでいないのかは判断することはできません。
自分の気持ちを悟られないようにするための反動形成でそのような態度を取っている可能性があります。このようなタイプは慎重に観察する必要があります。
タバコの火の消し方
タバコの火の消し方でも相手の心理を読み取ることができます。
タバコを吸う行動の表れとしては、イライラしている、落ち着きたいという心理からになります。
- タバコを押し付けて消す:我が強い完璧主義者
- タバコを折り曲げて消す:柔軟な発想の持ち主
靴下の匂いを嗅ぐ
靴下を脱いだ後に嗅いでしまうという方いると思います。
これは動物のマーキングの本能で匂いを確認していると言われています。この行動は、自分の匂いを確認し、心を落ち着かせる効果があります。
靴下の匂いが嗅ぎたいという方は、心がストレスを感じていることがあるので、今一度の自分を振り返ってみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここまで、相手の行動や仕草が意味する本当の心理が知りたいという方向けに、人間の体から行動や仕草の心理を読み取る方法と、限定的な場面から行動や仕草の心理を読み取る方法について解説してきました。
ここに記載した情報をすべて暗記し使えるようになれば、相手があなたに興味関心を持っていることや嘘をついていることなど、すぐに分かるようになります。
ぜひ一度試してみてください。ただし、相手に心理学を利用していることがバレている場合、正しい効果を期待できない可能性があるので、注意してください。
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