幸せな人生を送る方法。悩んだり、迷ってる方は必ず一度読んでください。
いつも記事をご覧になっていただきありがとうございます。今回珍しく若干胡散臭そうなタイトルになってます。笑 「悩みや迷いなんでみんなあるんだから解決できるわけないじゃん」とか、「幸せなんて人それぞれでしょ」など思われると思います。
確かにおっしゃる通りだと思います。でも、一度きりの人生、誰もが幸せになるために生まれてきたのではないでしょうか?そうではなく、不幸になりたい、毎日悩みもがき苦しみたい、という方はお時間の無駄になってしまいますので、読まないでください。
今回は、私の経験談や普段大切にしていることを元に、少しでも世の中に幸せに生きることができる人が増えればいいと思い記事にしようと思います。
私の価値観は実体験や普段からの読書、尊敬する友人や先輩方の考え方から培われています。
なお、簡単に私のビジネス面での紹介を簡単にさせていただきますが、一応4年以上継続している30代会社経営者ですので、構造上上位331人に1人くらいの割合の人のみ経験すると思われる程度のお話をさせていただきます。※1
まだまだ夢に向けて成長途中ですが、従業員を抱え、毎日生きるか死ぬかの覚悟で取り組んでいるので、特にこれから経営者やフリーランスになりたい、仕事で成果をだしたいという方のお役には立てるかもしれません。責任ある仕事はメンタル面が高い水準で要求されます。
いつもそうですが、読んでいただくからには必ず有益な情報になるように努めます。なるべく簡潔に要点をまとめていければと思いますので、今仕事や人間関係、生き方などに悩んでいる方は是非読んでみてください。もし今何かに悩んでいるとしたら、きっと読み終わる頃にはハッとなっている自分がいると思います。
※1 会社経営者(3.9%)×30代(14.7%)×3年以上継続(52.8%)=0.302%マネジメントクラブ、経済産業省「中小企業白書」より引用
目次
幸せとは
幸せについて
幸せってなんでしょうか?「お金に不自由しない人生」「好きな時に起きて好きな時に寝れる毎日」「高級車に乗って美女とデート」「豪邸に住む」「たらふく焼肉を食べる」などなどたくさん聞こえてきそうです。
ひとつだけ聞かせてください。その幸せを仮に手に入れる事が出来たなら、あなたは次にどうしますか?
きっと、新しい次の幸せを探し求めないでしょうか。
大前提として人は欲望に駆られ、突き動かされ、そして執着する心を持っている生き物です。
ここでは、幸せな人生を、「悔いのない、最高の死に方ができる人生」と定義します。実際に私も幸せとは何かと聞かれたら、悔いのない最高の人生を送り死ねる事といいます。
では、最高の死に方ができる人生についてもう少し掘り下げてみましょう。
あなたにとっての後悔しない人生
どんな人にも共通している事があります。私たち人間は、たった一度だけこの世に生まれて、たった一度だけ死んでいきます。
こればかりは、揺るぎない事実です。最愛の家族も、愛する人も、親友も、尊敬するあの人も、偉大な経営者も、あなたも、わたしも、いつか必ず死んでいきます。
よく後悔しないように生きる!といった言葉を聞きます。もちろんそれは誰しも願う最高の人生だと思います。
でも、果たしてその「後悔しない人生」について、本気で向き合った事がある人がどれくらいいるのでしょうか。
あなたにとっての「後悔しない人生」とは具体的にどのようなものなのでしょうか?
それは目の前の仕事や、悩み事や、なんとなく見たりいじっているスマートフォンより、はるかに重要な事ではないでしょうか。
是非これを機に、あなたにとっての後悔しない人生を紙に書き出してみてください。
死ぬ前に後悔すること
The Top Five Regrets of The Dyingというオーストラリアで多くの患者の最後を看取ったブロニー・ウェアさんが書いた本です。26ヶ国語で翻訳され世界中で読まれている本で、日本語訳もでています。
この本で紹介されている死ぬ前にもっとも後悔すること。
それは「もっと自分らしく生きれば良かった」という事です。
なお、本書で紹介されている死ぬ前に後悔することBEST5です。
- 1位 もっと自分らしく生きれば良かった
- 2位 あんなに馬車馬のように働かなければ良かった
- 3位 言いたい事ははっきり言うべきだった
- 4位 友人と連絡を取り続ければよかった
- 5位 自分の幸せをあきらめなければよかった
いかがでしょうか。何か思い当たるところはありますでしょうか?
この通り、幸せな人生、つまり「悔いのない、最高の死に方ができる人生」とは、「自分らしく生きる事ができる人生」となります。
自分らしさとは
では、自分らしさとは一体なんなのでしょうか。あなたらしさとは一体なんでしょうか。どんな人があなたらしい人なのでしょうか。
「もっと自分らしくいよう」と自分で思ったり、人に「あなたらしくないよ」と言われたとします。
その時にふとこう思うはずです。自分らしさってなんだろうと。
普段何気ない日常をいきていると私たちは見失います。昔の人たちがそうであったかはわかりませんが、現代の私たちはあまりにも情報量が多すぎて、自分自身と向き合う時間がとれないというのもまたひとつの確かな現実です。
平安時代の一生分、江戸時代の一年分の情報量は、今の時代の一日分だともいいいます。
瞑想が推奨されたり、googleなど大企業でマインドフルネスが取り入れられたりするのは自分の感覚や自分自身と向き合うためとも思います。
そんな中、しっかり時間をとって、じっくりと自分らしさを考えることはとても重要です。
言語化する重要性
悩みや苦悩、後悔や不安、、、果たしてそれらから解放される手段はあるのでしょうか。
それは、まさに自分らしさを言語化する事はことです。悩んだり、後悔したり、迷ったりするとき、そうゆうときには言語化できていないものの、本来自分があるべきと思っている自分とギャップに苦しんでしまうからです。
多くの人が悩み苦しむ対人関係もそうです。他人の期待に応えようとしたり、クライアントやパートナーの機嫌を損ねないようにして自分を押し殺したり、行たくもない飲み会に行って疲弊したり、、、それらは全てあなたらしく生きれていないからではないでしょうか。
自分を押し殺し、誰かの時間を生きるという事は、もはや死んでしまっていることと何が違うのでしょうか。
それでもこう思うかもしれません。「仕事の付き合いだから行かないと取引してもらえないかもしれない」「自分の意見を強くいって嫌われるのが怖いから」「本心を行って彼や彼女に振られたり居なくなられるのは寂しいから」と。
その程度で切れてしまう人間関係よりも、自分を誤魔化し押し殺して、本当の自分じゃないあなたとして生きていく事の方が遥かに問題ではないでしょうか?
なぜなら私たちは幸せな人生を目指す上で、自分らしく生きる為に生きているからです。
そのまま偽りの自分として時間を消化していくと、先ほどご紹介したように、死ぬ前に多くの人が後悔するようにあなたも後悔してしまうのは明らかです。
今後はもうどんな状況でも迷わず、あなたがあなたらしく生きていかなければ幸せにはなれないことを理解していただいた上で、言語化する重要性についてお話します。
人生は決断の連続です。この服を捨てるか捨てないか、今日は早く起きてジムにいくか、会社で笑顔で挨拶をするかしないか、転職するかしないか、結婚するかしないか、、、
粒度の大小は様々といえど、私たちは毎日必ず決断しています。
そんな時に大切なのがあなたの価値観です。それはあなたらしさを作っているものです。
では、早速あなたが大切にしている価値観を紙に書き出してみてください。
なんでもいいです。ポシティブ、友達、家族、ギター、サッカー、愛・・・思いつくまま書いてみてください。
それを見直して本当に大切か考えて、10個でてきたらそれを5個に、そしてじっくりと考えそれを3個にしてみてください。
それが、あなたの大切にしている価値観です。
ここで決めた価値観が今後あなたの行動指針となります。企業ではクレドともいわれるものです。信条や志、約束を意味するラテン語です。
そしてこれから全ての決断にその価値観をあっているかどうかだけで決めます。全てはシンプルにするべきです。
もし、あなたの価値観に家族とあるのであれば、この行動は家族が喜ぶかどうかですぐに決断できます。あなたが大切にしているあなただけの価値観は、取引先の付き合いで夜中まで付き合いがあったとしても迷わず断る勇気をくれるのです。
ブレないための価値観
それは必然的にあなたの市場価値をあげてくれるものにもなります。芯があってブレない人、仕事ができて優秀な人が多いですよね。
だらだら飲み明かさず、パッと切り上げられたり、クライアントや上司にも自分の意見をはっきり言えたり、やるべきことをきちんと仕上げて遊ぶときはとことん遊んだり。
どんな優秀な人も全て自分で選択しているのです。「クライアントに嫌われるかもしれないから夜中までお酒に付き合わされるんだよー」と言っている人で優秀な人を見た事がありません。
そして、そういったブレない価値観をもち、自分で選択し、行動する事を積み上げる事があなたの人生を、あなたの価値観に沿った、あなただけの人生にしてくれます。
それこそが幸せになる、つまり「自分らしく生きる事ができる人生」を送るという事そのものではないでしょうか。
私が大切にしている3つの価値観
では、実際にどのような価値観を持っているのか、それを行動指針としているのかをご紹介します。
笑顔
あなたならどんな人と一緒にいたいと思いますか?いつも文句や不満、ため息ばかり言っている人、はたまた笑顔でハキハキしてキラキラしている人。実は笑顔の力ってとんでもないものがあります。周りを元気にしてくれるのはもちろん、自分自身も元気にしてくれるのです。
ここでいう笑顔とは、作り笑いや愛想笑いをしてヘラヘラしてることではありません。どんな状況も自分次第で辛くも楽しくも、ネガティブにもポジティブにも変えられるのです。経営者として働いていると、普通にサラリーマンとして生きている時に比べて、ありえないくらいの経験を多くします。まったく想像もしていなかった事が日常茶飯事で起きたりします。少なくとも私の場合は。
そんな時に「貴重な経験ができた、よし!じゃあこうやってこのピンチを切り返すぞ!」とマイナスの感情に振り回されずに思い切り舵をきる事はとても重要です。自分ひとりがやられていたら会社という船まで沈みかねません。
そんな時は、「どんな時も楽しんだもん勝ちでしょ!」と自分で自分を奮い立たせます。「よし、やってやるよ!」と自然と笑顔がでてきます。
自分が笑顔でいる事で周りを明るくして、さらに自分自身もハッピーになれる。笑顔とは私にとって、魔法のようなものです。
また、周りを笑顔にできるような人になりたいと思っています。人を笑顔にする事が私の生きている中で大きな意味をもっています。
挑戦
新しい事にどんどん挑戦し、やった事ないことを経験していくことはあなたの人生をとても豊かにしてくれます。コンフォートゾーンから抜け出すというのですが、幸福感を感じている人の多くが、そうした習慣を持っています。
例えば、行った事ない国に行ってみたり、バンジージャンプに挑戦したり。仕事でも同じです。自分の殻を破る力はとても重要です。自分の殻がある人って挑戦に対してネガティブな印象があります。「やったことないから」「自信がないから」「危なそうだから」などと、やる前からなぜかやらない言い訳作りに必死です。一見自分を守っているようで、実は新しい事にチャレンジするという幸福を逃してしまっているのです。そういった人ほど「なにか楽しいことないかなぁ」「毎日同じ繰り返しでつまらない」などと嘆いているのですから不思議ですよね。
とにかく全部自分でやって確かめればいいのです。新しい事に挑戦した後、きっと充実したメンタルで満たされているはずです。”生きてることを実感できる”そんな経験もきっとできると思います。
実業家高橋歩さんの名言「夢は逃げない、逃げるのはいつも自分だ」、他に「怠るものは不満を語り、努力するものは夢を語る」はいつも心に掲げています。
自由
自由というと聞こえの良さが一人歩きしているかもしれません。「フリーランスになって自由な毎日を送りたい・・・」と言った場合だと、時間や場所やお金に対する自由でしょうか。最近そういう人がとても多い印象です。
ここが重要なのですが、自由と責任は表裏一体です。責任を語るには責任をとる事ができる必要があり、自由を語るには責任をとれる立場である必要があるのです。
新卒の社員が責任は私がとります!といっても実際は難しいのと同じです。
そして自由にはスピード感や行動力が欠かせません。上司や会社の方針が違い、自分の価値観にあった仕事ができないのは私にとっては本当に苦痛です。会社やクライアントにとって確実に有益であってもそれができない、またはできてもすごく時間がかかるというのはよくある話です。起業した理由の大きな要因でもあります。
だからこそ自由は追求する価値観があります。自由を追求し、常に全力で挑戦し、自分や周りを笑顔にする。それこそが私の価値観です。
価値観を実現するための方法
自己肯定感をあげる習慣を持つ
突然ですが、質問です。
「あなたは自己肯定感は高いと思いますか?それとも低いと思いますか?それは何故ですか?もし低いと思っていたら自己肯定感を高めるために日頃意識している事はありますか?」
この手の質問は普段あまり考えないとドキッとしますよね。しかし挑戦するためには自己肯定感の高さは重要です。そのためにできる事はなんでしょうか。一番簡単な事は、毎日誰かに何かしら親切にする事だと思います。お年寄りに席を譲ったり、人がとってほしそうなものを代わりにとってあげたり、そういう事から初めてみるといいと思います。
習慣の力は自信を生み出します。毎朝5時に起きてなにかの勉強をしたり、カフェで仕事してみたり。継続的なジムでのトレーニングもオススメです。あるデータでは筋トレが1年続くのは3.7%のみという結果もあります。みんなが序盤で諦めてしまうような、めんどくさそうな事がヒントになっている気がします。SNSで人の役に立つ情報を毎日発信するとかも良いと思います。
背伸びせず、小さな成功体験を積み上げる
習慣作りといっても、いきなり毎朝10Km走る!といった目標は厳しいですよね。最初は15分ジョギングするくらいの軽い目標にした方が、「自分で決めたことを自分でできた!」と目標達成を体感できるのでベターです。達成した時のあの気持ち良さの正体はドーパミンと言われています。継続的にドーパミンを分泌し、日々生き生きとした状態でいることを最初のゴールに設定しましょう。
新しい事を積極的にする
最近は何か新しい事に挑戦しましたか?
やったことない事ができた時ってとても気持ちよくないですか?初めて自転車に乗れた日、初めて鉄棒で逆上りできた日、初めて外人さんと英語で話したとき・・・思い出してみてください。あの寝る前の充実した感覚、はやく明日が来ないかなと思っていた幼い日を。
毎日がマンネリ化し、明日が億劫になるのは私たちの体が大人になったせいではありません。新しい事が日常から無くなっているように感じているためです。でも、それは一体誰が決めたのでしょうか?
また幼い日のワクワクした毎日を取り戻すのも、なんとなく消化している毎日を過ごすのも、あなた次第であるということを忘れないでください。
カメラ、英語、筋トレ、旅行、プログラミング、釣り、キャンプ・・・いくらでも新しくはじめられることはあるはずです。
最初に何かを始めるなら、特にオススメは本ですね。いろんな人の本を読むと自分が生まれ変わっていく感覚が掴めると思います。
なにか面白いことないかなぁとぼやいていて、気づいたら怠惰な毎日を自ら選択し過ごしているなんて事のないように、毎日を大切にしていきたいものです。
今日という日が私たちの人生で一番若い日です。何事にも始めるのに遅すぎるなんていうことはありません。日々チャレンジです。毎日寝てる間に脱皮し、進化し続けましょう!
責任を持って常に自分で選択する
自分に責任を持てる事は素晴らしい事
まず、誰しも持っている自由、それは「自分で選択する事を選択する自由」のです。そしてその権利は当然あなたにはあります。そしてその責任もあなたにあります。
私が思うに物事はもっとシンプルです。
例えば今の職場環境について、友達との飲み会で愚痴を言っていても、100%その世界は変わりません。あなたはその原因を追求し改善するように務めるか、諦めて受け入れるか、職場を変えるかの選択をするだけです。悩むだけ無駄です。
「神よ、変えることのできないものを静穏に受け入れる力を、変えるべきものを変える勇気を、そして、変えられないものと変えるべきものを区別する賢さを与えて下さい。」ニーバーの祈りといわれるものです。アメリカの神学者ラインホールド・ニーバーの言葉で第二次世界大戦中に兵士たちにこの言葉が記されたカードが配られたといいます。
今は戦時中ではありません。この世界でもトップクラスに治安の良い日本で、法を守り、自分で選択した人生を生きても、誰かに殺される訳ではありません。
自分の行動にさえ責任をとればいくらで挑戦できるこの環境で、さらにあまりにも短すぎるこの人生で、自分の生きたいように生きないのは本当に勿体無いですよね。
イラつくか楽しめるかどうかは自分で選べる
自分で選択できるのは、何も行動だけじゃありません。文句言って怒ってばかりでつまらなそうな毎日を過ごしている人か、楽しく笑顔で素敵な毎日を過ごしている人か。あなたならどちらの人になりたいでしょうか。
同じ環境にいても思いっきり楽しんでいる人もいれば、そうじゃない人がいるのは事実です。
ディズニーランドで無邪気にはじゃぐ子供達がいる一方で、大げんかをしているカップルもいます。
自分たちでディズニーランドに行きたいといってお金を払ってせっかく来たにも関わらず何故こうなってしまうのでしょうか。
私たちは情報が目や耳から入り、感情を感じて、反応し、それを表現します。
おかしなことを言われ、イラっとしたりしてしまうそれ自体が反応です。その反応の原因を正しく理解することを習慣化することで、自分で自分の感情をコントロールすることもできるようになります。私は「反応しない練習」というお坊さんが書いた本で感銘を受けました。
こちらの本の内容も近々ご紹介しますので、もし興味がある方は一度手にとって読んでみてください。
せっかくのたった一回のこの人生。イライラしたりため息ばかりついていては、あなた自身が損をしてしまい、つまらないですよね。貴重な時間の中でネガティブな反応ばかりしていては、あなたにとって勿体無いです。
自分を誤魔化さず、自分に嘘をつかない
行動も感情も、自分のために自分で選択することの大切さはお伝えできたかと思います。
「じゃあイライラした時はグッと歯を食いしばって我慢すればいいの?」「イライラしても自分がつまらないからって、ムカつく時はムカつく!」という声が聞こえてきそうです。
歯を食いしばって我慢することは、自分を押し殺していることと同じですよね。せっかく恋人と素敵なレストランに行っているのに、ムカムカしていてはあなたが損をするというので、しないようにお話をしました。でも腹が立った時にただ我慢するというのは誤解です。
そもそものゴールを肝に命じる事が大切なのです。ふたりで予定を合わせて、レストランの予約をして、高いお金を払って二人でその時間を共有する。その目的はなんですか?
同じ時間と経験を共有して、二人の楽しい思い出を作る事ですよね?
歯を食いしばり怒りを押し殺し我慢する訳ではありません。その目的のために、あなたがイライラする過程は本当に必要かどうかです。
それでももし「ムカつく時はムカつく!」となるのであれば、それはそれでいいのです。ただ、今自分はムカついている、と冷静になって認識してみてください。深呼吸をして、息が喉をとおる感覚、肺が空気で満たされる感覚、体から空気が出て行く感覚に意識を向けてください。そして、こうゆう理由で今自分をムカついているんだと理解するのです。まるで他人事のように冷静に。
たとえ相手が怒鳴ったとしても、こちらもそれに付き合う必要はないのです。相手の気持ちを考えてあげて、たんたんと意見を言えばいいでしょう。
よく余裕のある人はモテるとか、人気があるとか言いますが、自分の感情を正しく理解し、コントロールできる人はそれこそが余裕に繋がると思います。
自分の心を正しく理解して、親切な心を持って人と接すれば、きっと素敵な毎日が待ってます。繰り返しになりますが、それは他の誰でもなくあなたのためです。
自分自身が笑顔でいられるために、そして周りの人を笑顔にさせられるために、私は自分で感情や行動を責任持って選択しています。
結局、楽しんだもん勝ち!
自分で選択した行動や感情、そこには当然責任が伴います。
例えば、上司に言いたいことをはっきりいって関係が良くなくなったとしても、所詮あなたの事を理解してくれようとしない人と深く付き合う必要はないですよね。
パートナーに思ってることを伝えたとして、別れるという結果になったとしても、はたして、そんなにあなたの気持ちに寄り添ってくれない人と一緒にいたいでしょうか。
そんな人たちに消耗してる時間なんて微塵もありません。責任をもって自分で伝えることを選んでその程度で人が離れるなら所詮それまで。
あなたの人生はあなたが主人公。自分で考え抜いて選んだ行動で招いた結果は、もはや相手の課題です。あなたが好きな人に「毎日あなたのことを寝れないくらい考えています。好きです。」と言ったとしても、それを承諾するか拒否するかは相手の課題でしかないのです。自分で決意して行動するまでがあなたの課題です。アドラー心理学でいう影響の輪と関心の輪ですね。
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こうして切れた人間関係は一時的にぎくしゃくするかもしれませんが、できることはやった!とすっきりした事を、そうできた自分を肯定し、楽しんじゃいましょう。
どんな状況であれ、目を開けたそこにある事のみが真実です。あとは楽しむのかどうかはあなたが決めることができるのです。
ピンチを切り返してやるぞ!といってその逆境を楽しむのも、あーもうだめだとうなだれているのも、あなたが選べるのです。
過去への後悔も、まだ見ぬ未来への不安も所詮は妄想。目の前の現実に集中し、それを楽しむ事が最優先ではないでしょうか。変えられない事は変えられない。私たちにできるのは、ただ、今という現実に向き合うのみです。
どんな時も、結局、楽しんだもん勝ちです。
そしてそうゆう人に人は寄ってきます。
与える人と奪う人
世の中には大きく2つの人種がいます。
- 人に笑顔や気配りや優しさをあげられる人→与える人
- 人を困らせたり気を使わせたり見下してくる人→奪う人
わがままな人やいわゆるメンヘラが嫌われたりするのは後者だからです。自分のメンタルをすり減らさないといけないひとと誰が一緒にいたいですか?
ため息ついたり、人の悪口いったり、自慢話ばかりしたり、すぐマウントをとってきたり、元気なさそうにしてみたり、変えられない事に文句ばかりいったり、遅刻ばかりして人の時間をうばったり、約束を平気で守らなかったり、、、
他者依存型で被害者意識が高い人は、無意識の人に周りのエネルギーを奪い気を使わせてることに気づいていません。社会や他者に対し貢献できるスキルやエネルギーがなく、それでも満たされるためには、人のエネルギーを奪ってでも、ネガティブな力で人の気を寄せるしかないのです。これも全て承認欲求からくるものです。
プラスのパワーで人に与える事ができる人はわざわざそんな事する必要もなく、それだけで価値があるので、もし気付いていなくても、本人も満たされているのです。
よほどの事情がない限り、あなたの限られたメンタルエネルギーを奪う人と一緒にいてはいけません。そんな人だらけの職場なら今すぐやめましょう。ネガティブは感染します。
一緒にいると元気がでる!前向きな気持ちになれる!そういう人と貴重な時間を過ごすべきです。
そしてあなたも自分が豊かになりたいなら、そうなるべきです。与えてほしいものはまず先に人に与えましょう。
完全にイエスだと言い切れないなら、それはすなわちノー
【要約】エッセンシャル思考 | 人生を変える本でもご紹介した、私が人生で衝撃を受けた本BEST5には確実に入る「エッセンシャル思考」から。
この本を読んでいる時に、自分が自由に笑顔で挑戦するために足りないものはまさにコレだと感銘を受けたのを今でも覚えています。
「より少なく、しかしより良く」
今からやろうとしているこの作業は、本当に必要不可欠なのかを常に考える事で、日常の精度が上がっているのが体感でわかります。
気づかぬ内に行なっているわるい習慣を見直すきっかけにもなります。「なんとなく行く」というような行動を徹底的に排除するのです。
こうした選択にも、自分の価値観をしっかりと決めておく事は重要なのです。
自分と周りを比較しない
人の心にある承認欲求、あるものはあると理解する
人は他人と比べられずにはいられないといいます。無意識に誰かと比べ、劣等感を感じたり、優越感を感じたり。これらはそのほとんどが人間が持っている承認欲求からきます。まずは人の心にはそういった性質があることを正しく理解しておく必要があります。
誰かを羨んだり、卑下したり、、、。その度に今、これは承認欲求による反応をしていると理解する必要があります。脳や心臓など臓器と一緒で、あるものはあるのです。
比較しても何も変わらない
悔しさや劣等感、優越感や人を見下すような感情をもってしまったときにこの反応は承認欲求のせいだと自分で理解することがちゃんとできるようになったらふと気付くのです。
平均より年収が高い?あの友達が結婚した?だからどうした?
「だからなんだ?」
そうです。その程度で現実は何も変わらないのです。同期のあの友達が自分より年収が高いといったところで、一体なにがどうしたという話ですよね。
ここでも自分が大切にしている価値観を決めておくことが大切ですよね。
意識的に感謝し、きちんと伝える
まずは相手の気持ちを理解する
私たちが笑顔でいるためには、対人関係において相手は欠かせません。相手がいてあなただけが笑っていて、まわりは怯えたり、疲れ切っていては映画にでてくる大魔王のようなものです。笑
まぁ現実的にそこまでして人が付いてくるには相当な実力や力が要求されると思いますが、そもそもそんな人間関係は私は欲しくありません。
お互いに笑顔でいられるためには、たとえ相手が少し不器用で言葉選びが下手だったり、おこりんぼですぐに怒ってしまう人であってもしっかり理解してあげようという気持ちが大切だと思っています。
「自分以外、みんな赤ちゃんだから」くらいの気持ちでいると、優しくなれるし心に余裕が生まれます。逆に言えばそれでも一緒にいたい人としか居ません。
人間なので誰でも欠点はあって当然ですし、それを含めて受け入れてあげよう、理解しよう、と思うことが始まりですよね。
なぜなら自分で一緒に居たいと選んで、付き合っている大切な人達なのですから。
本当に有難いと気付き、本心で感じる
そういった側に居てくれる人たちはもちろん、実際は全てがありがたいのです。
考えてみてください。当たり前に使っているコンビニや自動販売機、電車やバスにタクシー、整備された道、スーパーに並んでいる食材、お店に行けばでてくる美味しい料理、体が弱ったら診てくれるお医者さん、、、
これらをはじめ当たり前の日常がどれだけありがたいことか、10分でいいから感じてみてください。
共同体感覚です。全てがありがたいと思える
どんなめんどくさい取引先や上司も、リアルの世界であなたを成長させてくれる貴重な先生です。
実は、「自分以外はみんな赤ちゃんでいながら偉大な先生」でもあるのです。
赤ちゃんと接するように広い心で接し、全力で理解し受け入れようとして、自分のマインドの成長をさせてもらいながら、さらに実体験を通じ実に様々なことを教えてもらっているのです。なんてありがたいのでしょうか。
それをうわべではなく、本心で毎日感じるように習慣化するようにしています。
心の準備ができたら、相手にきちんと伝える
心から毎日の些細な事に感謝できるようになったら、感謝の気持ちを伝えます。それは相手の為ではありません。あなたが豊かになるためです。
いきなり身近な人にありがとうと言いづらいという人は、例えばご飯屋さんに「今日もあのお魚が美味しかったです、ありがとうございます。」とできるだけ具体的に感謝の気持ちを伝えるように意識してみてください。
いきなり親に電話かけて感謝の気持ちを伝えることができるなら、それは本当に素敵な事なので、もしできるならやってみてください。
大切なのは感謝の気持ちを伝えてみた!と1度限りにならないようにする事です。
いつも、具体的に何がありがたいのかを考える日常はあなたに豊かさをもたらせてくれるはずです。
スリー・グッド・シングスのすすめ
それと合わせて、毎日寝る前に3つ今日あった良かったことを思い出す習慣をつけてみてください。こちらはスリー・グッド・シングスといい、アメリカ人心理学者マーティン・セリグマン教授が提唱しているものです。
こうして、いいところに目を向ける習慣をつけると毎日の同じ道も、毎日会う同じ人も、いいところに目が向いて、楽しくなるからです。
ポジティブ心理学の研究では1週間つづけるだけで、効果は6カ月間継続すると言われているそうです。
毎日今日あったいいことを思い浮かべながら、眠りにつくなんてとても贅沢ですよね。
私はこうして日常的に、感謝やいいところに意識して目を向ける事が、自然で穏やかな笑顔を生み出すと考えています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。幸せな人生、つまり、『自分らしく生きる事ができる人生』を送る為に、自分自身としっかり向き合い、あなた自身の価値観をじっくりと考えて、自分の意志や責任で選択する事がとても大切です。行動も感情もあなた自身が決めるのです。私が経営者として、そして一人の人間として大切にしている3つの価値観、そのためのマインドや習慣をご紹介しました。
長文となってしまいましたが、最後まで読んでくださった方本当にありがとうございます。少しでも今の人生や状況に悩んだり苦しんでいる方のお役に立てれば幸いです。